ジャコウエンドウの温室

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ネット回線が切れてしまって、ご無沙汰していました。今回紹介するゴーストさんは「ジャコウエンドウの温室」、箱庭的環境にいる少女と、その後見人？のゴーストさんです。とはいえ、その「箱庭的環境」という設定はほとんど匂わせる程度でしかなく、トークは主に現代社会の出来事についての見解や解釈という話題です。
readmeや噂と評判様に書かれていることは確かにその通りで、現在社会に対する批判というのは「悪魔の辞典」じゃないですが毒であったり斜に構えた言い方を含むことになりがちで、そこに拒否感を持つ人はやはり多いと思います。しかしこの「ジャコウエンドウの温室」は少し毛色が違うように私には感じられて、それは温室の「嘲り笑う悪魔」である山田さんがただ斜に構えているというだけではなく、その「斜に構えている自分」をも批判対象に入れているような態度や物言いをすることにあるのかな、と思いました。世の中を疑ってかかる自分をまず真っ先に自分が疑っている、といいますか。
ところで、こんな話をしている二人の環境はどんなものなんでしょうね？匂わせるだけ、と上に書きましたし、その設定はトークにはほとんど関わってこないのですが、そうはいってもやはり「匂わせている」だけあってその設定が分かっているのといないのとでは解釈が変わってくるんだろうな、というトークはたびたび見られるわけで私もなんとか考えてみようとしたんですが「温室」の存在理由とかは少し情報が少なさ過ぎて想像が出来なかったです。本当にこまっ切れの断片はいろいろあるんですけどもね。