ロリーナとダイナ


http://risna.nobody.jp/
 パーン( ‘д‘)⊂彡☆))Д´)
なぜこのゴーストのことを私に早く言わないのです!『とダイナ』まで読んでからインストール余裕でした。ロリーナをわざわざ選択するのも素晴らしいというかなんで私はロリーナをわかるんだろう?「ロリーナとダイナ」で誰のことを言っているか分かる人は、このゴーストさんがどんな話をするかは言わずともわかることと思います。ロリーナは知らなくても別にいいですけど、ダイナって誰?って人は「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を百篇読んできてください。

…読みましたか?素晴らしいですね。柳瀬訳はあまり良くはないですがかばん語とかはこの人じゃないと訳せないですしねえ。まあそんなことはどうでもいいのですが、このゴーストさん、ロリーナ・リデルとダイナ(もう誰のことかわかりますよね?)が、不思議の国のアリスを中心にさまざまな童話にちなんだ話をしてくれます。あとロリータファッションについても。…そして、その会話、前フリ説明無しにさらっと元ネタありのトークをしてくるので……知らないと何のことやらさっぱりだったり。でも百篇読んでればわかりますよね〜〜〜。グリフォンがどこに出てくるかもわかりますよね〜〜。
ダイナの性格がさばさばしていて好感が持てます。猫っていうとやっぱりこういう性格になりがちなのか…服装が水商売っぽいのも猫っぽい。ジェリクルキャットのグリザベラも娼婦でしたしね。
とまれ、児童文学好きにはすんごく好きになること請け合いのゴーストさん、超イチ押しです。なんでもっと早く教えてくれないんだ…。

邪気眼さくら?


http://fonshitu.fc2web.com/mikan/
(プレビュー画像は私が独断で作成したものです)

このブログでも何度か紹介している、伺かLingrで話題に出た企画でゴーストを作ろう!というものをまとめた「伺か@お題wiki」内で出た企画「中二病ネタゴースト」を作ろう、というものを受けて作成されたゴーストさんです。蛇足ながら中二秒というものは、
中二病(ちゅうにびょう)とは、思春期の少年にありがちな、「大人の価値観とは微妙にずれた自意識過剰」及び、それから転じて起こる数々の「中学2年生(14歳、ティーンエイジャー)くらいの年代にありがちな言動」をユーモアを交えて、「病気」として比喩したもの。
とのことです。(Wikipedia 2009/6/25付の記事参照)
さて、さくら?という名前をしている通り、シェルはキャラクターなんとか機でもって、さくら(偽春奈)に似せたパーツを使って作られいますが、ところどころおかしいところがあります。例えば黒い羽、眼帯、手の色も血色が悪いです。なんだろうと思って突付いてみると、なんともお題通りの(笑)反応が返ってきます。トークもいろいろ苦笑いを浮かべてしまう内容のものが揃っていて面白い。中二病がいまいちどんなものかわからなかった人も、すぐに「ああこんな感じなのか〜」と理解できることと思います。
個人的に特に面白かったのは、嫌だという代わりにいちいち冥王ハデスがどうたらこうたら言う所、それに時刻合わせの月の名前ですね。12月全部決まってるんでしょうか…。それに、うにゅうさんのつっこみ解説がなければ意味がわからないですよ!ただの梅雨をああいう風に言い換えるのもある意味才能があると思います。
今回は軽めのゴーストさんを紹介しました。ネットワーク更新もない一発ネタのゴーストさんなので気軽にインストールしてみてください。もしインストールしないような不届きな輩には我輩の『エターナル・ダーク・ファイヤー・スラッシャー』でその邪悪な魂をを真っ二つに云々かんぬん………

近況報告

近況というより生存報告になってしまいそうですが…お久しぶりです。糸電話です。近頃はとんと更新が無くて、このブログに来ていただいている方々には真に申し訳が立ちません。一度アンテナに更新が上がっていたことがありまして、何でかなと思い見てみたらスパムコメントが打たれていただけということがありました。その際にもご期待と落胆をさせてしまい申し訳ありません。コメントを打った業者?さんには呪いの念波を送りつけておきました。
体調不良があるとか病気だとかいうことは特に無く、インフルエンザウィルスにもGENOウィルスにも幸い縁は無く過ごせています。更新が無いのはひとえに私の不精と体力の無さのせいです。すみません。そしてこれからもかなりスパンが開いていくことになると思います。レビューサイトらしく、最萌えエントリーゴースト(やるそうですね)128人滅多斬り!なんてやれたらなーとか考えていますが、現実的案件とはとても思えません(笑)。なんらかが出来ればいいなとは思っていますが。
とまれ、近いうちにレビューを書きたいと思ってはいます。宜しければお付き合いくださいませ。

手紙を書くよ


http://deporte.hp.infoseek.co.jp/

普段手紙を書くことなんてまったくないです…年賀状くらいですかね。いまさら恋文なんて書かないですし、恩師に当てる手紙なんてのもやらないですし、実家は手紙を書くより里帰りしてしまいます。
というわけで、今回のレビューゴーストさんは「手紙を書くよ」です。名前の通り手紙をテーマにしたトーク、また手紙の書き方や注意事項、豆知識などといったことを話してくれます。バルーンも点々の罫線が入った手紙調の仕様でシンプルですが雰囲気が良く出ています。
面白いのが、掛け合い漫才は大抵その場でやり取りされるものですが、このゴーストさん、文香さんの場合、家族との掛け合い漫才がすべて手紙のやり取りという手段を取られているため、突っ込みが次のトークに持ち越されています。わざと2つのトークに掛け合いを分けていることで出来る「間」が、相手が一度手紙を読んで書いて送り返しているということを想像させてちょっと可愛い。特に弟さんが可愛い。反抗期っぽい口ぶりでもちゃんと手紙を書いて送り返しているってのが。
手紙というとなんか緊張してカチコチの文章を書かなくちゃいけないような気がどうしてもしますけれど、この文香さんのご家族くらい…はちょっとやりすぎかもしれませんが(笑)、敷居を下げて考えてもいいのかもしれませんね。

乱読にしき


http://hwm3.gyao.ne.jp/shiroi-niwatori/
http://hwm3.gyao.ne.jp/shiroi-niwatori/randoku_nishiki.htm
約一ヶ月のご無沙汰でした。4月に入ってからとみに忙しくゴースト起動も読書もろくにできないような有様でした。毎日更新をチェックしていただいている方、たまに来る方、アンテナ等で更新をチェックされている方、すいませんです。
さて今回のゴーストさんは「乱読にしき」さん。おそらくはもっとも使用されているであろうフリーシェル「にしき」のバリエーションのひとつ「すなにしき」を使用したにしき一族(笑)のお一人です。ランダムトークは一切無い特殊なゴーストさんで、プレビューを見ていただければ少しわかるかもしれませんが、ウィンドウに数字を入れる、ということがメインの(そしてある意味唯一の)特色です。
さて、何の数字をいれるか、というと、これは本のナンバー、ISBNという世界規格のあらゆる本にひとつづつ振られるナンバー。これを入力すると、該当する本を検索してくれる、というものです。もちろんてきとーに入れたのでは丸っきりヒットしません……ので、ある程度絞り込む機能もついています。
……私もそうですが、けっこう読む本のジャンルって限られてくるものですよね。好みもありますし、周りに環境が無い、そのジャンルを読んでる人が少ないなどいろいろな要因があります。無作為に本を選ぶといってもなかなかそういった施設はないですから勢い好きなジャンルのある棚に寄ってしまう…。ですが、この乱読にしきさんはなんとランダム検索機能まであります!当てずっぽうでISBNを羅列し、数打ちゃ当たる方式で本を見つけ出してくれます。これが私にとってとても面白いというか嬉しいものでした。本の無作為選択って難しかったですからねえ。
…とまれ、本好きの人は、そうでない人も寄っておいで、というゴーストさん。本のジャンルの新規開拓のお供にどうぞ。

私のお勧めISBN 「566−02088」 

お憑かれ花子さん


http://huuryuu.bake-neko.net/index/
http://huuryuu.bake-neko.net/huuryuu/main.html
2009年3月2日に公開されたゴーストさんで、これまた最近の新顔さんです。この記事を書いている段階でまだ19日しか経っていないんですから。何かゴーストセンター様を始めとしていろいろなところを見ていると、一月の間にもいくつも新ゴーストやシェルであったり、COROLSのようなアプローチであったりが発表されていて、斜陽とか言われていますが比較してみると活発な部類に入るんじゃないかなと思ったりします。
さて、このゴーストさん、名前そのままトイレの花子さんです。トークは怪談を中心にトイレに住んでいるためかトイレの話題も混ざってきます。怖い話は苦手だよ、という人のためにも怪談をベースにした冗談話も多数話してくれます。怪談の話が背筋がゾクッとする話なだけに冗談話がとても腰砕けのオチなのが面白い。
特徴的だと思った点に、ユーザとの距離感、というんでしょうか、花子さんはとてもフレンドリーなんですが、どこか突き放すような、超然とした態度や物言いをすることが挙げられます。花子さんはもちろん人間ではなく、見た目から判断されるよりずっと長い時間を過ごしてきて、いろいろな人間や子供を見てきていて、そのことが花子さんの態度に出ている、ということなんでしょうか。たまにすごく慈悲深い表情をするのも、そういう背景があるからなのかもしれません。
とまれ、怖くて可笑しいトークを話してくれるゴーストさん、一度お尋ねしてみてはいかがでしょうか?

千夜一夜のオールドテイル


http://rimuhamate.no.land.to/
日記の記述によれば、2009年の2月19日に公開したとのことで、ごく最近に開発された新人さんです。3月5日付の記事で、ネットワーク更新においての不備があったとのことで、ネットワーク更新が出来なくなっている方は再インストールを行ってください、とのことです。
さてこのゴーストさん、タイトルも「千夜一夜」で、紹介文も「綺羅星の数の物語を今宵、貴方の下へ……」、お話語りを主軸に据えた構成となっているようでいかにも私好みのするトークをしてくれそう…喜び勇んでインストール! 早速話してくれたお話が、「ちくわの話  それは室町時代のこと あるところにうら若きガキと悪徳オバタリアンが住んでいました…」って、ええーーーっ。
……どこいつ、という、単語をランダムに選ぶことでありえない文章にして楽しむトーク形式があって、それを大幅に取り入れたトークなんですね。綺麗な話をするかのように思っていた、思わされていたのですごくびっくりしました。本当に、えーーっ!?て感じでした。予想外。
…無茶な話を聞きたい方はインストールをお勧めします。良くも悪くも千差万別のお話が貴方を翻弄…もとい楽しませてくれると思いますよ。